大阪を中心とした関西一円に強い影響力を持つ地方銀行といえば、関西アーバン銀行です。もともと銀行のカードローンといえば、急な出費にすぐに対応できることをひとつのテーマとしています。関西アーバン銀行では、「いざという時に役立つカードローン」として商品を展開しており、
- アーバンプラチナカードローン
- アーバンカードローン
の2つの商品が主力商品として展開されています。「アーバンプラチナカードローン」は、限度額500万円まで借り入れることが可能なカードローンではありますが、上場企業に勤務する人や公務員でなければ利用を申し込むことができないため、一般的な「銀行系」のカードローンとされるのが、「アーバンカードローン」ということになります。「アーバンカードローン」は、他の銀行で用意されているカードローンと同様に事業資金以外であれば、その使用目的に特に制限はありません。
他の銀行系カードローンと異なる点としては、カードローンの利用に際して関西アーバン銀行に口座を作る必要はないという点があります。カードローンの利用には関西アーバン銀行をはじめとする各銀行のATMが使えますが、口座を作っていない場合には関西アーバン銀行のATMを利用する場合でも手数料が必要となります。
なお、「アーバンカードローン」で適用される金利ですが、2013年5月現在で年9.0%〜14.40%という利率設定となっています。利用限度額は10万円〜300万円というワイドな幅になっているだけに、この利率についてはやや高めの印象を受けます。
しかもこの利率は固定金利のため、関西アーバン銀行との取引実績によって変動することもなく、契約時に設定された利率がそのまま適用されます。変動金利に対して金利が固定という点は、ある意味ではわかりやすいという向きもありますが、景気変動などがあっても金利に変化がないともいえますので、どちらが得かという点については判断の分かれるところといえるでしょう。