ソニー銀行でお金を借りる
ソニー銀行は、最近主流となりつつあるインターネット銀行のひとつです。現実世界に実店舗を持たないネット銀行のメリットは、とにかくコストが低いという点にあります。そのため、ネット銀行ならではの様々なサービスを展開することが容易であるという特徴をもっています。
そんなネット銀行のひとつであるソニー銀行は、サービスサイト「MONEYKit」にて入出金などの取引や商品の紹介を行っています。ソニー銀行にはもちろんカードローンの商品も用意されており、実店舗を持った銀行に負けない商品構成が人気です。
まずソニー銀行のカードローンで利用可能な限度額は10万円から300万円というワイドな幅が設定されています。もちろん使用目的は事業資金以外であれば特に制限はなく、カードローンで借り入れたお金は、限度額の範囲で自由に使うことができます。
適用される金利も2013年5月現在で年6.5%〜12%と平均的な利率となっており、こうした点もソニー銀行の利用しやすさを演出しています。また、50万円以上の借入を利用している人を対象に、金利引き下げプランというものも用意されており、これはソニー銀行との取引実績を元に金利を見直すサービスです。
金利が引き下げされれば、さらに返済もしやすくなりますし、ソニー銀行側としても利用者の拡大にもつながるというメリットがあります。
このように、ソニー銀行ではネット銀行であるというメリットを活用した商品展開が知られていますが、結果的にそれがそのままデメリットともなっています。まず、実際の店舗が存在しないため、カードローンの入出金については提携銀行やコンビニのATMを利用することになるのですが、その結果当然ながら手数料が発生します。
また、相談したいことや質問したい疑問点が発生した場合も直接スタッフと顔を合わせて相談するための「窓口」というものが存在せず、電話やメールでの相談に頼らざるをえないのが現状です。どうしてもリアルタイムで対応してもらうことが難しくなりますので、こうした点がソニー銀行を利用するうえでの注意点といえるかもしれません。