突然お金を借りる必要が出てくるのは公務員であっても同じです。公務員の場合であってもカードローンやキャッシングの利用はもちろん可能ですが、公務員ならではのお金を借りる方法として共済組合の貸付という制度があります。

共済組合とは公務員が加盟する組合のことであり、例えば
- 警察官であれば警察共済組合
- 教員の場合は公立学校共済組合
などのように何らかの共済組合に入ることになります。
この共済組合からお金を借りる場合は組合に入っている人が臨時に資金を必要とする時に申請するとお金を借りることができます。例えば

- クルマや不動産の取得
- 医療や冠婚葬祭
など様々な目的でお金を借りる事ができますので公務員であればぜひ利用したい仕組みといえます。実際に借りる事ができる金額としては

給料月額の6倍迄とされており、限度額は200万円迄と設定されています。
共済組合貸付制度の金利は?
さらに、この仕組では極めて低金利であるという特徴があります。共済組合貸付制度の金利は実質年率が2.66%という利率設定となっており、これは銀行や消費者金融などと比較しても極めて低い金利であるといえるでしょう。
しかも銀行や消費者金融と異なり融資を受ける金額にかかわらず2.66%という低金利で借りることができます。
メリットだらけの貸付制度

共済組合貸付制度のメリットはこの他にも
- 連帯保証人
- 担保、抵当権
などを用意する必要がないという点があります。
また、共済組合貸付制度を利用してお金を借りた場合でも、

個人信用情報機関への登録は行われないという点も見逃せないメリットといえます。
この仕組を利用してお金を借りる場合にはまずは加盟している組合の担当部署に申請することから始まります。公務員の加盟する組合ではありますが、意外と様々な用途で利用することができますので融通がきかないということはありません。