労災年金担保貸付でお金を借りる

その他のお金を借りる方法

お金を借りる方法には国が推進している事業の一環として行われるものもあります。そんな中のひとつに、労働者災害補償保険で納めている年金を担保として融資を受けることができる制度もあります。この制度は、労災年金担保貸付事業と呼ばれるもので、主に

  • 医療費の支払
  • 不動産の取得
  • 教育費や生活費の補助

として資金が必要な場合に利用することができるものです。基本的には国民年金や厚生年金に加入している人が融資の対象として設定されており、融資が受けられる金額は

10万円~200万円の範囲内で借入が可能です。

但し、所謂カードローンとは基本的に異なる仕組みの為、融資を受けたお金を使用する目的についてはある程度の制限が設けられています。実際に労災年金担保貸付を利用する為には事前にどんな目的で利用するのかとういう事を申請し、その利用目的を証明する為に

  • 見積書
  • 請求書

などの書類を添える必要があります。当然ながら200万円迄、借入を受ける事ができる枠を持っていたとしても、その必要金額が150万円迄である場合は150万円が融資可能な上限金額ということになります。

労災年金担保貸付で利用できない目的

利用目的がある程度限定されるということで、カードローンなどと異なり基本的には

  • 遊興費
  • 交際費

などで利用することは事実上不可能です。また、利用するためには連帯保証人を用意しなければならないというルールもありますので、このあたりはカードローンと異なり極めて自由度が低いといえるかもしれません。その反面、この労災年金担保貸付の場合、

適用される金利については1.2%という利率設定

となっており、これは銀行や消費者金融などから借入を受ける場合に比べるとかなり低金利で利用することができるものです。

利用目的が制限されているうえ連帯保証人なども用意しなければならないということで利用にあたっては少し面倒な手続きが必要ではありますが、文字通り低金利で高額融資が可能ということで覚えておいて損はないでしょう。

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